B2に含有されている粘度向上ポリマーは、
過酷な使用・走行でもオイルの粘性を維持し、
燃焼室内に漏れずに潤滑できるよう安定させ、
摩耗しているピストンリングやシリンダー壁に固着して低下した圧縮力を向上し、
ブローバイガスの発生を減少させます。
さらにバーダルの特殊な極圧「ポーラープラス」フォーミュラと
摩耗防止剤及び酸化抑制剤により、
エンジン表面に特殊潤滑フィルム(ポーラーアトラクション)を形成し、
潤滑能力を向上し、エンジンの摩耗とオイルの酸化を抑制しながら、
失われたエンジンパワーと燃費効率を回復します。
過酷な状況下で使用される建機や農機、トラックなどの車両に事前に添加を行うことで
潤滑フイルムが、エンジン摩耗を減少させるとともに
不純物の発生・付着を最小限に抑えることができます。
結果的に、メンテナンスにおけるランニングコストの軽減、
燃費の向上によるランニングコストの軽減が期待でき、
機体・機械における本来の性能を維持する事が期待できます。
・循環して温まったオイルに直接添加します
(クランクケース内のオイルが充分に温まるまで暖気運転してからB2を加えます。)
・オイル交換ごとに10%の比率で添加します。必要に応じてオイル交換前に添加します
また、エンジン摩耗が原因で著しく圧縮力の低下したエンジンには、
20%までを限度として添加してください。
(20%以上添加するとエンジン性能を妨げることもあります。)
・化学合成油・半化学合成油・鉱物油に使用できます
・ディーゼルエンジンには、10%以上添加しないでください
目的・効果
・振動音解消
・パワー回復
・燃費回復
・排ガス低減
・エンジン寿命延長
・エンジン内汚れ防止
・オイル劣化抑制
・ガソリン・ディーゼルの両方に使用可能
・ディーゼルエンジンには、10%以上添加しないでください
・製品改良などに伴い、一部仕様やデザインが予告なく変更されることがあります
【オイル添加剤 Q&A】
【Q】どのようなエンジンに使用できますか?
【A】4サイクルであればガソリン・ディーゼルエンジン共に使用できます。
また、水平対向エンジン、ロータリーエンジン、ハイブリッドエンジン、
2輪車や船外機、建機や農機のエンジンにも使用できます。
注)2サイクルエンジンには使用できません。
【Q】バイクにも使用できますか?
【A】バーダルオイル添加剤は固形粒子(PTFE、グラファイト、有機モリブデン)を
使用しておりません。
そのためバイクはミッションとエンジン共通のオイルが潤滑しておりますが、
クラッチを滑らせてしまう成分は使用しておりませんので、
問題なく使用できます。
注)2サイクルエンジンには使用できません。
【Q】昔、購入した商品を使おうと思いますが、品質保持期間等ありますか?
【A】バーダル製品は特に品質保持期限を設けておりません。
正しい保管方法であれば、長期保管が可能ですが、
高温になる場所や直射日光が当たる場所等で保管された場合は、
使用できないことがあります。
【Q】一度封を開けた商品の品質はどの位もちますか?
【A】しっかり容器を密栓し、40℃以上になる場所や、
直射日光の当たる場所を避け、湿気がこもらない場所に保管していただければ、
商品開封後約1年間は品質を維持できますので使用できます。
【Q】オイル添加剤を規定量以上入れてしまいました。大丈夫でしょうか?
【A】規定の添加量以上にオイル添加剤を注入した場合は、
エンジンオイルの基本性能が低下する恐れがあります。
誤って規定量以上注入した場合は、オイル交換を行うか、
オイルを一部抜き取り、オイルを追加して規定の添加率に合わせて下さい。
【Q】ミッション、デフ、オートマチックオイルにも添加できますか?
【A】エンジンオイル専用に開発しておりますので、
エンジンオイル以外への使用はできません。
例外として、旧ミニやバイク等、
エンジンとミッションを同じオイルで潤滑させるタイプのエンジンには使用できます。
【Q】ディーゼルエンジンオイルの「DL-1」「DH-2」規格指定車輌にも使用できますか?
【A】「DL-1」「DH-2」とは、車輌にDPF装置(有害物質を取り除くフィルター)が
装着されているディーゼルエンジン用向けのオイルの規格です。
規格以外のエンジンオイルを使用した場合は、
オイルに含まれている成分が燃焼されて「灰分」となり、
DPF装置を詰まらせる場合があります。
バーダルオイル添加剤は、このような「灰分」を発生させる成分は
使用しておりませんので、使用できます。
【Q】ESL(エンジンストップリーク)は添加後、
どの位走行・使用すれば効果が発揮されますか?
【A】エンジンストップリークは、効果を発揮するには
ある程度の走行・使用が必要となります。
通常は800km~1600km走行・20時間~50時間使用する事で効果を発揮しますが、
1600km・50時間以上使用してもオイルの滲みや漏れが解消しない場合は、
シール、パッキンの破損や、エンジンパーツの変形による
滲みや漏れの恐れがありますので、
ディーラーや整備工場にてお車・機械の点検をお薦めします。
【Q】ESL(エンジンストップリーク)はどの位の漏れに効果がありますか?
【A】シールの材質によって効果の度合いは変化しますが、
一昼夜駐車して地面に微量なエンジンオイル漏れ程度の形跡であれば、
止まる可能性があります。
【Q】ETF(エンジンチューンフラッシュ)とRING-EEZEの違いは?
【A】ETFは、短時間で効果的にエンジン内壁にこびり付いた
頑固な付着物をクリーニングします。
RING-EEZEは更に除去するのが難しい粘着性の強い液膜(ワニス)や
ピストンリングの溝に膠着したスラッジ・カーボンを走行・使用しながら
しっかりと取除く事ができます。
【Q】オイル添加剤を注入するタイミングはいつが良いのでしょうか?
【A】オイル添加剤は新しいエンジンオイルに混ぜる事で
最大の効果を発揮しますので、オイル交換時(後)に注入する事をお薦めします。
【Q】オイル添加剤と燃料添加剤を同時に使用しても問題はありませんか?
【A】オイル添加剤と燃料添加剤は、
同じエンジン内でも効果を発揮させる部分が異なりますので、
同時に使用することができます。それぞれ定期的なご使用をお薦めします。
【Q】エンジンオイルはどのようなものを使用したら良いのでしょうか?
又、オイルの種類によって相性はありますか?
【A】鉱物油、部分合成油、化学合成油のどれでもご使用できます。
【Q】誤ってエンジンオイル添加剤を燃料タンクに入れてしまいました。
どうすればよいでしょうか?
【A】燃料タンクにエンジンオイル添加剤を誤って注入した場合は、
エンジンを掛けずにディーラーや整備工場へご連絡下さい。
燃料タンク、燃料フィルターの洗浄/交換が必要です。
【Q】B2(ビーツーオイルトリートメント)、
NSS(ノースモークストップリーク)は液剤が水あめ状になっておりますが大丈夫でしょうか?
【A】B2及びNSSは粘度指数向上剤を使用している為、
液剤の粘度は高くなっております。
その為、液剤が水あめ状でも品質上、問題はありません。
液剤の性質上、より混ざりやすくする為に、必ず温まったエンジン、オイルに注入して下さい。